- 2015-12-14
- 美容系コラム
デリケートゾーンの洗い方、合っていますか?
「最近アソコのにおいが気になってきて…ボディソープをたっぷり使ってスポンジでゴシゴシ洗っています!」
「頭皮みたいな感覚で、毛根の汚れが落ちるようにしっかり洗っています!」
じつはその洗い方、デリケートゾーンのにおいを悪化させているかも知れません!
デリケートゾーンの洗いすぎは、においの原因になる!?
お肌には、汚れだけではなく皮膚を守ってくれている常在菌という菌が存在します。これらは、菌という名前ではありますが、肌の調子を正常に保ち、免疫アップにつながる良い菌。
この常在菌まで洗い流してしまうと、本来は弱酸性が理想の肌がアルカリ性に偏ってしまいます。これによって肌は極度に乾燥し、バリア機能も低下。イヤなニオイが発生する原因にも。
さらに、ごしごしと洗うことで摩擦による黒ずみにもつながってしまいます。
デリケートゾーンの正しい洗い方とは?
お風呂にしっかりと浸かれば、ゆっくりと汚れが浮いて落ちるので実はボディソープは必要ありません。
でも、どうしても気になる…せっけんを使ってしっかり洗いたい!という場合は、弱酸性のせっけんをしっかり泡立て、優しくケアしましょう。
洗った後は保湿することも大事です。ただし、化粧水に含まれる防腐剤も常在菌を殺してしまいます。防腐剤無添加のものを使いましょう。
皮膚表面をできるだけ自然な状態(弱酸性)に保ち、定着している常在菌のバランスを崩さないよう注意することが大切です。
アンダーヘアの脱毛が、デリケートゾーンのにおいケアになる!
アンダーヘアは、「においを縮れ毛に溜めて、フェロモンを遠くに飛ばす」という作用があります。つまりアンダーヘアが無法地帯のままだと、アソコのにおいの原因になるのです!
アンダーヘアの脱毛方法を選ぼう!
①カミソリ
カミソリは、最も手軽で安価な方法。急なデートの予定が入って慌ててジョリジョリ…なんて、一度はやったことがありますよね!
でもカミソリのメリットは手軽さのみ。毛の断面を平行にカットすることでによるチクチク感が出ることも。自分だけではなく、パートナーにも「なんだかチクチクしてるな…」と思われちゃうかも!
〇カミソリ脱毛のメリット
●手軽で安い
●一気に広範囲を処理できる×カミソリ脱毛のデメリット
●すぐに毛が生えてきてチクチクする
●お肌への負担が大きい
●色素沈着などのトラブルがある
②ブラジリアンワックス脱毛
自分でセルフ脱毛できるのが嬉しいブラジリアンワックス脱毛。ワックスとシートを密着させ、シートを剥がすことで脱毛する方法です。
毛根からスッポリと脱毛するので、脱毛直後からツルツルの肌を実感でき、Iラインの粘膜部分の毛も処理できます。
一方、永久脱毛ではなく、あくまでもヘアを毛根から抜き去るだけなので、再度ヘアは生えてきます。また、セルフ脱毛を行う場合、足などで練習してコツをつかむ必要があります。
〇ブラジリアンワックス脱毛のメリット
●毛根から脱毛するので、次に生えてくるまでの期間が長い
●処理後すぐに肌がすべすべになる
●粘膜部分も処理できる
●サロン脱毛もセルフ脱毛も可能×ブラジリアンワックス脱毛のデメリット
●永久脱毛ではないので、また生えてくる
●セルフの場合は練習が必要
●初めての場合、脱毛時に痛みを感じる場合がある
③脱毛クリーム
カミソリに比べると、毛を溶かす処理なのでチクチク感は出づらいです。
しかし、カミソリと同じく表面の毛しか処理できないので、すぐに生えてきます。
また、脱毛クリームは毛のタンパク質を溶かして除去する方法なので、肌のタンパク質まで溶かしてしまい、肌荒れの原因になります。また、デリケートゾーンには使用できません。
〇脱毛クリームのメリット
●手軽に行える
●一度に広範囲を処理できる
●刃で肌を傷つける心配がない
●チクチク感が出づらい×脱毛クリームのデメリット
●肌にダメージが出やすい
●表面の毛を溶かすだけなので、すぐに生えてくる
●刺激の強い薬剤なので、デリケートゾーンに使えない
④ヒートカッター
熱でヘアをカットするヒートカッター。アンダーヘア用のヒートカッターは、ヘアの毛先を丸くカットするので、処理後のチクチク感がありません。
一方で、ヒートカッターは長さを整える機械なので、オールオフにすることはできません。
〇ヒートカッターのメリット
●断面が丸くなるのでチクチクしない
●肌への負担が少ない×ヒートカッターのデメリット
●オールオフができない
●長さを短くするだけなので、ヘアの形は整えられない
⑤レーザー脱毛
おもに美容皮膚科などの医療機関で行われるレーザー脱毛。高価ですが、処理後の完成度は高いです。
一方で、「毛が育つ機能を破壊する」処理なので、絶対に一生生えないとは断言できません。また、痛みが強く出る場合もあり、さらにIラインの粘膜部分には照射できません。
〇レーザー脱毛のメリット
●ほぼ永久的に生えてこなくなる
●自分では処理できないところを確実に処理できる
●短時間で効果を実感できる×レーザー脱毛のデメリット
●高価である
●レーザー照射時に痛みがある
●2~3カ月に一度、5~10回ほど通う必要がある
●一生絶対に生えてこなくなる訳ではない
●毛根の機能を破壊するので、皮脂線に影響が出る可能性がある
●粘膜部分や、肌の色が黒い部分には照射できない
●毛が抜け落ちるのを待つ必要がある
⑥光脱毛
光脱毛は、エステサロンなどで行われます。ほぼレーザーと同じ仕組みですが、レーザーに比べると出力が弱いので痛みが少なくて済みます。また、自宅でできる機械もあります。
一方で、レーザー脱毛は医療行為なのに対し、光脱毛はエステサロンでの施術。脱毛効果の強い処置ができないので、効果が甘く、なかなか脱毛が終わらないことが多いです。
〇光脱毛のメリット
●レーザーよりも痛みが少ない
●自分では処理しづらいところを確実に処理できる×光脱毛のデメリット
●レーザーと比較すると、処理した毛が再生しやすい
●出力が弱いので、レーザーよりも頻繁に通わないといけない
●一生絶対に生えてこなくなる訳ではない
●毛が抜け落ちるのを待つ必要がある
適切なデリケートゾーンのケアが、においを予防するポイント!
顔をボディソープでゴシゴシ洗うことがないように、デリケートゾーンも専用のケアが必要。
適切なケアをすることが、においを予防するコツです!
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