- 2019-3-13
- 脱毛系コラム
そもそも光脱毛の仕組みって?
「光脱毛って、光を肌に当てるだけで脱毛できる方法。でも正直、仕組みはよくわかっていない!」
「医療レーザー脱毛との違いは正直よく分からない!」
そんなふうに思っている方も多いのではないでしょうか。
光脱毛とは、「黒いものに反応して熱を発する光」を利用して脱毛をする方法です。
日本人の毛にはメラニン色素が多く含まれ、黒色をしています。
皮膚の上から光を当てると、毛の黒い部分を伝って熱が毛の内部にまで浸透します。
毛を生成しているのが、毛の根元にある「毛乳頭」と「毛母細胞」。これらに熱によるダメージを与えて毛を弱らせ、毛が抜け落ちる、という仕組みです。
どうして何度も通うようなの?
光脱毛は、二週間に一度ほどのペースで定期的に通い、約2~3年間施術を行う必要があります。
そこでポイントになるのが、「毛周期」。
毛にも一生があり、成長初期、成長期、退行期、休止期と4つの段階を経ています。
光脱毛が有効なのは、このうち成長初期~成長期の毛のみなのです。
また、光脱毛は医療レーザー脱毛に比べて出力が弱いため、一度の照射でその毛穴から完全に毛が生えてこなくなるのではありません。
毛乳頭を完全にやっつけるためには、ちょうど成長期にある状態で、何度も攻撃をする必要があります。
そのため、定期的に長期間通って脱毛をする必要があるのです。
光脱毛をした後の毛穴はどうなるの?
光脱毛を行った後、照射に効果が表れ、毛がなくなったとしても、もちろん毛穴は残ります。
毛穴には汗・皮脂・老廃物を輩出するという重要な役割があるからです。
毛が抜け落ちた後の毛穴は自然と閉じていきます。まれに、開いた毛穴が閉じないことがあります。保湿をしっかりと行い、毛穴に汚れがたまらないようスクラブなどでケアすることが大事です。
光脱毛は永久脱毛ではありません。
医療レーザー脱毛と違って、あくまでも毛が抜け落ちるのを促す施術ですので、一生生えてこなくなるということではありません。
光脱毛とは、あくまでもエステなど美肌メニューの一環。毛母細胞や毛乳頭を実質「破壊する」ことができるのは医療脱毛のみと、法律で定められているのです。
光脱毛をした後も毛穴は残り、光脱毛を中止した際は毛が再度生えてくることもあります。
また、「光脱毛をしたら汗が多くなった」と思う人も多いです。
これは、汗を受け止める役割があった毛がなくなったことで肌全体が汗ばんでいるように感じるためです。
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