医療レーザーや光脱毛をやるなら…覚えておきたい毛周期のこと

脱毛をするにあたって、知っておきたいのが「毛周期」。

「毛周期」のことを知ることで、医療レーザー脱毛・光脱毛・ブラジリアンワックス脱毛などどの脱毛方法を選ぶ際にも、脱毛効果を高め効率よく脱毛を行うことができます。

 

毛周期とは?


毛周期とは、「毛の一生」のサイクルのことです。

毛にも生死があり、毛の元になる細胞ができ、毛が生成され、毛が伸び、やがて衰えて抜け落ちていきます。

 

毛の仕組み


 

20190325column40_002

毛の成長は、「毛乳頭」が毛細血管から栄養をもらい、毛を生やす命令を出すことから始まります。

毛乳頭の周りにある「毛母細胞」が活発になり、これが細胞分裂をすることで毛が生えてきます。

一度毛が抜けても、「毛乳頭」がある限り毛は生え続けるということです。

 

毛周期の具体的なサイクルは?


毛周期は、「成長初期」「成長期」「退行期」「休止期」の4つのステージに分かれます。

■成長初期

毛母細胞の分裂が始まり、皮膚の中で毛の成長が始まります。

■成長期

毛母細胞が活発に分裂し始め、毛が成長して皮膚の表面に毛が出てきます。

■退行期

毛の成長が止まり、毛が抜け落ちる準備を始めます。

■休止期

毛が完全に抜け落ち、次の毛母細胞が発生するのを待っている状態です。

20190325column40_001_2

 

 

脱毛のレーザーや光は「成長期」の毛にしか効果がない


療レーザー脱毛や光脱毛は、この毛周期が「成長期」にある毛にしか効果がありません

レーザーも光も、毛のメラニン色素(黒色)に反応して熱を発し、毛乳頭などの毛を生成する器官にダメージを与えることで脱毛をします。

そのため、毛が毛乳頭に繋がっていない「退行期」「休止期」の毛穴に脱毛処理を行っても、効果がないということです。

「成長期」にある毛は、全体のわずか三分の一と言われます。

脱毛が完了するのに何回も通わなければならないのは、これが理由です。

 

毛周期は部位によって違う


毛周期は、体の部位によってスピードが違います。

個人差がありますが、以下の期間が目安です。

 

■髪の毛

成長期2~5年/休止期3~4か月

■まつげ

成長期2~3カ月/休止期2か月ほど

■脇

成長期3~5カ月/休止期3~5カ月

■腕

成長期3~4カ月/休止期3~4カ月

■すね

成長期4~5カ月/休止期4~5カ月

■ビキニライン

成長期1~2年/休止期1年程度

 

毛周期を把握して、効率的に脱毛を


自分の毛周期を把握すると、効率よく脱毛を行うことができます。

施術スタッフに確認するなどして、脱毛のタイミングを上手に図っていくことが大切です。

 

【関連記事】
【イラスト徹底解説】光脱毛はどれくらいで効果が出る?メリット&デメリット
【レーザー脱毛】ブラジリアンワックスと医療脱毛の併用ってどうなの!?
知らないと脱毛効果に影響あり!レーザー脱毛とブラジリアンワックスの違い
【VIO脱毛】どの方法を選ぶ!?各種脱毛方法のメリット&デメリット
結局毛穴は消えない!?光脱毛をした後の毛穴はどうなるのか

 

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

ページ上部へ戻る