- 2019-4-25
- 恋愛系コラム
デリケートゾーンの黒ずみ、かゆみ、ニオイなどのトラブル。
誰もが一度は悩んだことがあるのではないでしょうか。
かゆみは自覚症状があるので気づきやすいものの、黒ずみやニオイについては「彼氏に指摘されて気づいた!」という人も少なくありません。
「指摘されたことはない」という人も、実は彼氏が黙って我慢していただけの可能性も…。
黒ずみやニオイの原因をさぐり、効果的なケアを行うことが大事です。
あそこの黒ずみの原因は摩擦!
肌の黒ずみの原因は、メラニン色素です。
メラニン色素は毒ではなく、外部からの刺激に対して肌を守るために発生します。
外部からの刺激とは、紫外線や摩擦。
デリケートゾーンに関しては、直接紫外線が当たることはあまりないので、メラニン色素ができる原因の多くが「摩擦」だと言えます。
また、日本人はメラニン色素ができやすく、成人女性のほとんどがデリケートゾーンに黒ずみを持っていると言われています。
黒ずみにつながる!摩擦や刺激につながる生活習慣
デリケートゾーンの摩擦や刺激を避けるには、生活する中での小さな習慣に気を付ける必要があります。
①きつい下着やタイトなデニム
サイズの小さな下着はもちろん、化学繊維のタイトな下着などはビキニラインやIラインに強く擦れます。
綿の柔らかい下着や、きつさを調節できる紐パンなどが、デリケートゾーンの摩擦を避けやすいです。
また、タイトなデニムやストッキングの常用などもあまりオススメしません。
②保湿不足
紫外線・摩擦と並ぶ肌への刺激の一つに、「乾燥」が挙げられます。
乾燥そのものも刺激になりますし、乾燥によって肌にかゆみが出た場合、気づかないうちに掻いてしまうことなども肌への刺激になります。
デリケートゾーンは、毎日しっかりと保湿をしましょう。
油分の多いボディクリームではなく、デリケートゾーン専用のジェルなどがオススメです。
さっぱりしたテクスチャでべたつかず、すぐ肌になじんでくれます。
③ごしごし洗い
ニオイや黒ずみが気になるからと言って、毎日お風呂場でゴシゴシと洗うのはNG!
スポンジの強い肌への摩擦は、かえって黒ずみに繋がります。
また、洗浄力の強いせっけんでデリケートゾーンを洗うことで、肌を正常に保つ常在菌まで洗い流してしまい、肌環境が乱れてニオイの原因になることも。
ニオイの原因は膣内環境と蒸れ!
膣内は、悪い菌の侵入を防ぐため酸性に保たれています。
この膣内の酸性を保つために大事なのが、「乳酸桿菌(にゅうさんかんきん)」という善玉菌です。
おりものが、ヨーグルトのようなほんのり酸っぱいにおいになることがあると思います。
実はこの状態が、デリケートゾーンにとっては正常です。
「乳酸桿菌」は、乳酸菌の一種です。おりものにほんのり酸っぱいにおいが付いているのが、「乳酸桿菌」が正常に働き、外敵からの自浄作用が働いているという証です。
この膣内の環境は、様々な条件で乱れることがあります。
- 洗いすぎ
- 抗生物質で体を除菌した
- 生理周期や妊娠
- 疲れやストレス
こうした原因で膣内環境が乱れると、悪玉菌の増加を防ぐことができず、結果的にニオイに繋がったり、場合によってはカンジダなどを発症することもあります。
また、デリケートゾーンのニオイは「蒸れ」によっても発生します。
おりものや汗などが下着に付いた状態でそのまま長時間放置していると、酸素に触れて酸化し、イヤなニオイにつながります。
「おりものを優しく洗い流しつつ、膣内の善玉菌環境を整える」。
このダブルケアが、デリケートゾーンの悩みを解消する鍵です。
黒ずみ・ニオイの効果的なケア方法は?
①正しく洗う
他の部位と同じようにスポンジでゴシゴシと洗うのではなく、手を使って優しく洗いましょう。
デリケートゾーンの汚れの多くは、おりものなどのタンパク汚れです。できればタンパク汚れにアプローチするデリケートゾーン用のせっけんを使うのが良いです。
【黒ずみ】デリケートゾーンの効果的な洗い方&色素沈着ケア方法
②正しく保湿する
洗った後は、必ず保湿しましょう。
下着の肌への擦れや、乾燥によるかゆみを防ぐことができます。
③膣内の常在菌を元気にする
デリケートゾーンには、乳酸桿菌など膣内の常在菌を活発にする成分が入っているケア用品を使用しましょう。
ANGELICAのオールインワンジェルは、乳酸桿菌はもちろん、黒ずみや抑毛などにアプローチする成分がたっぷりと含まれています。
④肌に優しい下着を選ぶ
肌を締め付ける下着ではなく、コットンなど優しい素材のものを選びましょう。
寝る時には、リラックスショーツやナイトショーツを履くのもとても良いです。
極度のかゆみやニオイには要注意!
もし、極端なかゆみやニオイがある場合は、カンジダ菌や大腸菌が繁殖していたり、場合によっては性感染症の場合もあります。
「おかしいな」と思ったらすぐに婦人科を受診しましょう。
【こんな症状があったらすぐに受診を!】
- 強いイヤなにおいがする
- 泡状のものが混ざっている
- 黄緑・茶褐色などの色が付いている
- 豆腐カスのようなものが多く出る
- 外陰部にかゆみがある
- 腰痛・腹痛・発熱がある
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