- 2019-4-17
- 脱毛系コラム
レーザー脱毛や光脱毛などの全身脱毛。
ムダ毛処理の手間がなくなり、圧倒的に快適なのは確かです。
ただ、どんな脱毛方法にもデメリットや注意点があるもの。特徴をしっかりと理解して、脱毛に臨むのが美肌への近道です。
全身脱毛の注意点①本当に生えてこなくなる
脱毛を始めるときは、もちろん「本当に生えてこなくするため」に脱毛するのですが、特に出力が強いレーザー脱毛の場合はかなり毛量が減り、何度も照射することによってほぼツルツルになることが期待できます。
脇や脚などはそれでも良いとして、問題はVIO(デリケートゾーン)をハイジニーナ(パイパン)にする場合です。
ハイジニーナ(パイパン)にはもちろん多くのメリットがありますが、人によってはデメリットと感じることもあります。
◾️ハイジニーナ(パイパン)のメリット
①衛生的!
アンダーヘアがないことで、おりもの・経血・汗・尿などがヘアに留まることがなくなり、衛生的です。気になる蒸れやニオイのケアに繋がることも多いです。
②絶対に下着や水着からハミ出さない!
オシャレな下着も、自信を持って着ることができます。また、友達やパートナーと行く海やプールでも、「絶対にヘアがはみ出すことはない」という安心感は圧倒的なメリットです。
③縮れ毛が落ちていても絶対に自分の毛ではないと言える!
友達やパートナーとくつろいでいるとき、ふと縮れ毛が発見されて大騒ぎ、ということがあります。
そんな時、パイパンなら「絶対に自分の毛ではない」と自信を持って言うことができます。
④相手によっては男ウケが良い!
「ツルツルが好き」という男性は多く、男ウケが良いこともあります。
◾️ハイジニーナ(パイパン)のデメリット
①恥ずかしいと思うことがあるかも!
丸見えになるので、温泉などでは「ちょっと恥ずかしい…」と感じることがあるかもしれません。
また、年配の人の中にはまだ「パイパンの女は風俗嬢か性病持ち」という価値観の人も多く、じろじろと見られたりする可能性もあります。
②黒ずみが目立つ!
久しぶりにヘアのなくなったデリケートゾーンにご対面したら、思った以上に黒ずみが多くてショック!という人は少なくありません。
ヘアがあったことで黒ずみが隠れていたことに気づくも、もう毛は生えてこないので、黒ずみケアを始める人も多いです。
③相手によっては男ウケが悪い!
「ツルツルが好き」という男性がいるのと同時に、「ツルツルは嫌…」という男性も少なからずいます。
完全に未処理が好きという男性はずいぶん減りましたが、「パイパン派かチョイ残し派か」は相手によります。
「毛量を減らして、残りはブラジリアンワックスなどでその時々で選べるようにしておく」というのも良い選択です。
レーザーや光を当ててパイパンにする場合は、よく考えてから決断しましょう。
全身脱毛の注意点②施術に痛みを伴う
レーザー脱毛も光脱毛も、毛のメラニン色素(黒色)に反応して熱を発する仕組みを利用し、毛の生える組織にダメージを与えることで脱毛します。
特にレーザー脱毛は効果が短期間で現れる分出力が高いので、痛みが強く出る傾向があります。
毛が太い部分は痛みが出やすく、VIOはさらに毛が密集しているため、脂汗が出るほど痛みがある人もいます。
どうしても痛いのや嫌、という人は、ツルツルになるまでに時間がかかりますが光脱毛を選んだ方が良いです。
また、レーザー脱毛であってもクリニックによっては麻酔を使える場所もあるので、そういったクリニックを選ぶのも良いでしょう。
全身脱毛の注意点③脱毛前後は日焼け禁止
レーザー脱毛も光脱毛も、「メラニン色素の黒色」に反応して熱を発して脱毛をするため、脱毛箇所の肌が日焼けをしてしまっていると肌のメラニン色素にも反応してしまい、やけどをしてしまう可能性があります。
もちろん脱毛前に肌のメラニン色素を測定するのですが、その時にメラニン色素の値が高い場合、脱毛を断られてしまう可能性があります。
また、脱毛後の肌は毛穴の中が軽いやけどの状態になっているため、脱毛後もダメージを避けるために日焼けは禁止です。
全身脱毛の注意点④脱毛後の激しい運動は禁止
脱毛後は、汗をかくことや血行を良くすることは禁止です。
脱毛後の肌は、軽いやけどの状態になっています。そこへさらに血行を良くするようなことをしてしまうと、赤みやかゆみなどのトラブルにつながる可能性があります。
また、脱毛後は毛穴にダメージがかかり、ガード力が下がっている状態です。
汗をかきすぎると毛穴で雑菌が増えやすい状態になり、肌トラブルにつながる可能性もあります。
- 脱毛当日は、
- ランニング
- スポーツ全般
- プールや海
- 温泉や入浴(シャワーはOK)
- サウナ
- 飲酒
は避けましょう。
全身脱毛の注意点⑤多毛化・硬毛化のリスク
硬毛化とは、脱毛後に毛が太くなったり硬くなったりする現象のこと。
毛をなくすために脱毛しているのに、逆に毛が多くなったり太くなったりすることがあります。
原因ははっきりと分かっていないのですが、レーザーや光のダメージが加わった毛が、身の危険を感じ、太くなったり多くなったりすることで身を守ろうとしているのかもしれません。
一時的に量が増えたり毛が太くなったりしても、何度も照射を繰り返すことでしっかりと脱毛できることがほとんどですが、最後の最後まで生き残った僅かな毛は太く逞しいことが多いです。
全身脱毛の注意点⑥乾燥肌・敏感肌になるリスク
脱毛をすることで毛穴の働きが破壊され、肌を潤す皮脂の分泌量がやや少なくなります。
また、脱毛直後は肌に熱が加わったことで、一時的に肌の水分が奪われます。これらによって、乾燥肌や敏感肌になる可能性があります。
脱毛後は、保湿をしっかりと行うことが大事です。
脱毛直後の場合は、あまり油分の多いクリームではなく、さっぱりとしたテクスチャで脱毛後の肌の火照りを取ってくれるようなものが良いです。
また、肌を外部刺激から守っていた毛がなくなることで、紫外線をはじめとする外部刺激に対して肌が無防備になります。
日焼け止めなどを使って、肌をしっかりと守ってあげることが大事です。
全身脱毛の注意点⑦多汗症になるリスク
今まで毛が汗をストックして徐々に揮発させていたのに対し、毛がなくなることで汗を肌から離す機能がなくなり、「汗っぽくなった」と感じることがあります。
フサフサのアフロヘア―の人と、スキンヘッドの人、両方の頭に水滴を垂らした場合、「水っぽさ」を感じるのはスキンヘッドの人、というのと同じです。
全身脱毛の注意点⑧施術時に少し恥ずかしい
丁寧にタオルで隠してくれるサロンもあれば、ババーンと開脚しなければいけないサロンもあります。
不安な場合は、前もってスタッフにその旨を伝えるとよ良いでしょう。
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